プロシメックスのウェブインスペクションシステムは,欠陥を検出することはもちろんのこと,ウェブモニタリングシステムと統合し,さらに付加価値を提供します。
欠陥をリアルタイムで検出,分類し画像を提示するとともに保存します。
検出したい欠陥に合わせて,カメラ台数・カメラタイプ,分解能,光学構成を設計します。
上段左図は,ウェブインスペクションシステムのリール位置での穴欠陥の画像です。この穴欠陥はプレスセクションでも観察されています(上段右図,下段左図はその拡大)。このように,欠陥の発生源の解析が可能です。
穴欠陥の検出のような単純な透過構成だけでは検出できない欠陥もあります。プロシメックスのウェブインスペクションシステムは,1カメラビームに対して最大3方式の照明を用いることができます。ストロービング技術を用いて,同一点を異なる光学構成で最大3回検査することができます。これにより1カメラビームで対応できる欠陥の種類が増え,結果として少ないカメラ台数でシステム化することができます。